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猫の甲状腺機能亢進症 症状と診断

09-26,2015


腎臓病などと比べ、見落とされやすい病気です。
発症していたとしても多くの場合、病気らしい徴候が出ません。
故に飼い主が気づく、疑う事もあまりありません。

代表的な臨床状況として、
・食べる割には太らない。
・年齢の割に活発である。
・情緒不安定、気性が荒れやすく攻撃的。

等があげられますが、
これらを感じても殆どの場合、年齢の割に元気である
という総合判断になり、見過ごされてしまうのです。
また、
・被毛の異常(もつれる、斑点状の脱毛、異常なグルーミング)
・多飲、多尿
・下痢、嘔吐

などもありますが、不調であればどんな病気でもあり得る症状ですし、
腎臓の値が問題なければ安心。。で終わってしまう事もありますね。

更に、甲状腺自体の肥大が直接的な原因とされますが、
私たちが猫の甲状腺を触って、異常を認識できるか?というのも難しいですよね。

診断についても一癖あります。
例えば腎臓病は血液検査のCRE(クレアチニン)、BUN(尿素窒素)
それぞれの値で診断されると思いますが、
甲状腺ホルモン値というのは、通常の血液検査では見れません。

多くの獣医では、血清を外部の検査機関に依頼し、
TSH(甲状腺刺激ホルモン)、T4(サイロキシン)、FT4(遊離サイロキシン)
を測定します。TSHが低く、T4,FT4が基準値より高ければクロです。
実際にホルモンとして体内で作用するのが、FT4になります。

(ぶちの場合、T4=8.9、FT4=6以上、TSH=0.02未満でした。
TSHというのは脳下垂体からの指令になりますが、そもそもの分泌量が多いために、
これが減少するのです。フィードバックと呼ばれる事もあります。)

これに、触診やレントゲンによる甲状腺自体の検査を加えた総合判断。
という事になりますが、実際はT4等の値のみでの診断が多いと思われます。

つまり最初の検査、問診、猫の様子から疑う事をしない限り、

T4の検査自体に繋がらない > 診断できない

という事になります。だから予備知識として知っておく事が大切ですね。
日本で最初に確認されたのが90年代との事ですので、
獣医師によってはひょっとしたら、スルーしてしまうかもしれません。

ぶちの血液検査では、BUN,CREは問題なかったのですが、
肝数値ALT,ASTが規定以上になっていました。
これとぶち自身の痩せている状況などと併せて、
肝臓そのものではなく、甲状腺機能亢進症を、医者は疑ったのです。
たぶん多くの事例からそう見たのでしょう。
このALT、AST値で甲状腺を疑う事はよくあるようです。

ただ、ぶちの場合は痩せているという以外、上記のような臨床症状は見られず、
私は当初半信半疑でした。

食事の量はむしろ減少、
活発でなくなって来た事の方がむしろ心配、
気性が荒い、突飛な行動が出るなどの事はない、
などからこの病気の可能性については、半信半疑でした。
ただ激痩せし、食事もままならないという現実に手を打たなければ、
という思いで、検査は受ける事にしました。

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