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ぶちゃん、ありがとう

09-23,2015


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今年(2015年)の2月1日、我が家の長男であり、猫リーダーのぶちが旅立ちました。
16歳と7ヶ月でした。

ぶちはあまりに大きい存在。。
私が猫好きになったのも、猫を撮るようになったのも、きっかけはぶちです。
失ったショックは到底言葉に現す事などできません。

昨年から、ぶちは色々な症状を患うようになりました。
そして何が原因で最後の時を迎えたのか、正確には判らないのです。
最後の頃には、マナカより小さく見える位にまでなり、かわいそうでした。
でも、そんなになるまで彼は頑張ってくれた。
自分の全てを使い切って旅立っていったのです。

そう思うだけで、ぶちをまた、更に大好きに大好きになり、
そんなぶちを誇りに思います。

そしてその最後の日まで、そんな姿でも、
ぶちはぶちとしての日常を、普段通り生きていました。
だから私は突然にその時間が来る事を、予期などできていませんでした。


4歳の時の去勢以来、一度も病院のお世話にはならなかった子でしたが、
春先からあまり外へ出ないようになり、
夏になってから食事の仕方がおかしくなり、激痩せし、
見るに見かねて病院へ連れていったのが昨年の8月の事です。
それからは、ぶちを再び元気にするための闘いに没頭した毎日でした。
それもまた飼い主にとっては、充分過ぎる程幸せな日々です。

その日の午後、突然に全神経が麻痺して、ゆっくり確実に衰弱していきました。
そして私は私の判断で、病院には連れていかない事にしました。

これがもし最後のときなら、そう思いたくないけどその時なら、
私とマナカが今いるこの場所で、逝かせようと思いました。
そしてそのまま看取る事になりました。

その事に悔いが残らないかと言えば、全くそんな事はありません。
やっぱりもっと何かできたんじゃないかと、思う気持ちは無くなりません。
ただそれが、ぶちの親として、そのとき私が決めたの事だったのです。


当初の私には、泣く余裕はありませんでした。

ぶちゃん、頑張ったね!ホントに頑張ったよね!

そうやってひたすら、ぶちが天国で幸せになれる事、
漱石の小説で言うところの「太平」を手に入れられる事、
篤郎と再会してまた気持ちのいい時間を一緒に過ごせる事、

そういう事を必死で祈り続けていました。
そう思う、信じる事でしか、愛する者の死など受け入れる事はできないのです。
そして独り残されたマナカの状態を、心配していました。


私はインスタグラムにも愛猫の写真を投稿していますが、
口髭が特徴のぶちは、特に海外の方にはハンサムに見えるようで、
「Mr.Moustache」と言われてフォロワーさんの人気者でした。

私は自分の人生で何が起こったのかもわからない。
ぶちの居ない時間など、私とマナカには想像すらできない。

そんな風に今回の報告をしたときも、多くの暖かい言葉を頂きました。


一緒に闘いを始めてから、私の50歳の誕生日を超え、
クリスマスを超え、新しい年を迎え、
その度に喜び「ありがとう」と言っていた。
2月に入って、先ずは篤郎の命日を一緒に迎えられるか、
そしたら、桜が来るまで頑張って、5月にハルジオンの中に埋もれたら17歳だ!
そんな事を思っていた矢先の事でした。

私はぶちと16年間過ごせたこの人生に、とっても感謝しています。
そう思っていれば、普通に笑う事だって出来るのです。
ぶちは役割を果たして無事に天に戻っていった。太平を手に入れた。

が、実際にぶちの居ない現実の中で、
空虚間がこみあげ、淋しくなってくるのも事実です。

桜の季節、ハルジオンが咲き誇る美しい5月、いつものように眩しい夏。

本当にぶちの居ない事が辛く、淋しいと思った。
そんな気持ちの狭間の中で、半年以上が経っています。

彼らへ天に戻っていった。
でもやはり、ぶちを感じながら生きていける事が幸せだと思います。
それはぶちの居た日々を懐かしむ、思い起こすという事ではありません。
懐かしいと思う事自体が、実は大きなショックでさえあるのです。
表現が難しいですが、感じるという事と懐かしむという事は違うのです。

ぶちが居るとき、ぶちを感じていたから幸せだった。
眼に見えなくても感じる事はできる。
こういう文章だって私はぶちと一緒に書いているのです。
ぶちが残していったものは悲しみではありません。

僕の人生で見つけた一番美しいもの。

それがぶちです。


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